とまどいのお多福
2007年 06月 05日
重なるときは重なるいただき物。
嬉しい悲鳴を上げたくなると言う使い古された言葉
をつい発してしまうほど。
そんな滅多にないことがつい最近起きた。
ストロベリータルトと一緒にやってきたのは。
こちら→
おいすい。
んがっ、いつもいつもオサレなスウィーツがやってくると思ったら大間違い。
広島の友人からも大変珍しいものが。この友人は、いわゆる知的でエレガントなひと。
エレガントが服も着ないで歩いているという形容がぴったり似合うほど。
正直、初対面で30秒以内に形成されるといわれる
第一印象は、あまり芳しくなかったのだ。
その身から発せられるエレガントオーラが
あなたはこちらに寄ってこなくてもヨロシクってよ。
と300光年くらいはじかれる程強烈で。
けれど、第一印象というのはまことにアテにならないと言うのも通説通り。
ワインを飲みながら、彼女が熱く語ったのはラッキョウをいかに美味しく漬け込むかと言う話題。
同席したロハスなヒトと半ばつかみ合いのケンカが。
すわ勃発かと楽しみなほど。
ラッキョウ漬けにおいて絶対的にゆずれないものがあるらしい。
彼女が何十回も熱く語ったのが、こちら。
おたふくらっきょう酢。
とにかく、ラッキョウはこれで漬けるとおいしのですから。
これ以外は失敗するのですから。
ジブンの漬け方もあるだろうけど、
一度やってみたらやみつきになるのですから。
これなしでは生きていけないのですから。
と熱い熱い。
広島と言えばもみじ饅頭とお好み焼き。
お好み焼きや焼きそばソースは、こっちでも定番。
らっきょう酢まで出してるんだね。
知らなかったよ。ふーん。おいすいの。へー。
では、やってみましょ。初体験ざんす。瓶も用意したよ。
で、洗って熱湯をかけるわけだ。
どーれ。
洗うって。ものすごい量なんだね。
2Kgのらっきょうって。
まず、1Kgだけやってみるわ。
って何せ初めての経験。
らっきょうってどこをどうするのか。
そこからとまどうワタシ。
売ってるらっきょうの姿を思い浮かべて、
あんな風な形にすればいいのだな。
と勝手に始めるワタシ。
根っこを取って、先を落として。
こんな感じかのう。
結構タイヘンなんだのう。
よしよしよし。
うつくしいんだね。
生のらっきょう。
で、これに熱湯をかけるんだね。
全体にね。
殺菌のためにね。
ほぇーん。
しかる後に、ご登場。
おたふくらっきょう酢。
ずばばばばっと注ぎ込むわけだ。
そーれっ。
で。こうなりました。
あんのー。これって、
この後どうすんのだろ。
冷蔵庫で保管するのだろか。
一日数回大きく振ってくださいと書いてある。
振ってみたら、
大切なおたふくらっきょう酢がこぼれるじゃないか。
なんだこの瓶。
しかも、冷蔵庫に入るんだろか。
この大きさで。二つも。
このまま放置プレイで良いんだろか。
だれか、おしえて。
とまどいのワタシに愛の手を。
by urankkkao-ji | 2007-06-05 07:11 | しあわせスウィーツ