ミニバラたち

昨日、午後に出かけた研修会では。
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認知症の方々が住まうグループホームの
外部評価の在り方について話し合ったり。

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既に昨年9月から始まっている介護サービス情報の公表制度が、
今年度から地域密着型サービスである小規模多機能型居宅介護と
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)にも導入されることとなって、
調査項目の整合性が検討されていることとか。

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グループホームに長くおいでの方々は避けようのない重篤化が進行していて、
そのことに伴ってガイドラインに沿った調査がむずかしくなってきている現状とか。

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国の施策が各自治体に降りて来るのに時間がかかりすぎるとか。
厚労省の指針決定が遅すぎるとか。
そんな、さまざまなことの説明を受けたり、話し合ったりして、
スッキリしないまま時間切れ。



現在のこの国の高齢化率は21%を越え、2025年までは止まることなく
増え続けていくという推計はずいぶん前から周知のこと。
なのに・・・だからというべきか。
医療や福祉にかかる財源をなんとか抑えようと必死な厚労省と各自治体。
1億3千万人ほどの人口のウチ、高齢者(65歳以上)が2割強。
総人口の5人に1人、約2千6百万人が高齢者という勘定で。
そのうちおよそ200万人が認知症の方といわれているというのに。

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認知症ケアの切り札として機能してきたはずのグループホームの新規指定は
この街では3年ほど凍結されて。
やむなく、民間の介護付き高齢者住宅(有料老人ホームの届け出のない集合住宅)に
家族を預けたものの。
財産を勝手に着服されたり質の低い介護サービスに泣かされたり。

夫の両親も年老いて、義母は軽いけれど認知症と確定診断が下りている。
高齢者の13人に1人は認知症にかかっているという統計に単純に従えば、
グループホームや施設サービスケアの質向上に向けて、僅かでも力になれれば
いいな。ってか、ならなくちゃな!なんて。
珍しく真面目な朝。

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※介護サービスを利用しようかな・・・
 とお考えの方は、ワムネット(WAM NET)の開示情報をご参考にされても
 良いかと思います。 あくまで、参考程度で。

 利用を決定する際には、サービス事業所を直接見学することを、強くオススメします。
 実際に住んでいらっしゃる利用者の方々がイキイキとしていらっしゃるか?
 職員さんが、丁寧に接しているか?(電話応対等、ご家族に対してもね)
 清潔な環境、清潔な身なりで過ごされていらっしゃるか?
 など、事業所ごとに自分の目でチェックされると良いかと思います。
 事業所の管理者さん(ホーム長とか施設長)との相性もあります。
 直に職員さんにお目にかかること、事業所の様子をできるだけ把握すること。
 それが、失敗を少なくする最短距離でしょうか。
 
 
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by urankkkao-ji | 2009-06-21 11:42 | 病気の話  

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