荘厳! サン・ピエトロ大聖堂  ローマ~パリ:すちゃらか道中記14

昔、通っていた大学はどちらもミッション系で。
最初の大学には神父さまやシスターの方々が。
あとの学校にはチャプレンがおいでになりました。

ごミサに出たことは殆どありません(信者ではございませんものですから)が、
宗教ゼミというのが必修で。
神父さまがゼミを担当していらっしゃいました。
なかなか興味深い授業は、フロム,E(「愛するということ」)をテキストにしていて、
いろんな討論をしながら、進められていきました。

試験はレポートで。
“あなたにとって「愛すること」とは何かを述べよ。”なんていうものでしたな。

小賢しくも、「なれ合うことを避け、互いに高めあえる関係こそ愛することだ~」とか、
「互いに補完しつつも寄り掛からない関係だ~」とか言いたい放題のことを書いて、
まんまと優をもらったのも、懐かしいといえば懐かしいのだけれど。
まるで、真逆の現在は百億光年くらい離れてますな。(・・・遠い。遠すぎるよ~。)

何より懐かしいのは、この宗教ゼミでは女人禁制の場所、修道院への
一泊研修があったのでした。桜並木が両側を彩るあの函館はトラピスト修道院へ。

20歳そこそこの女子学生が10数名も泊まり込んで、修道院の一日を体験するのでした。
朝、3時には朝のお勤め(ごミサ:お説教と賛美歌)、朝7時には昼のお勤め。
そこに参加させていただき、ともに祈るという貴重な体験でした。

実際のところといえば。
信者ではないジブンは朝の賛美歌はさすがに声が出にくいのだな・・・とか、
昼のお勤め・・・って、まだ朝だし・・・というような、まことに不信心なことを考えながら
参列していたわけですが。

修道僧の方々は朝早くからごミサをして、
日中は修道院の畑や牧場のお世話に明け暮れる毎日をお過ごしのようでした。
祈りと労働の日々。修道僧ですから、当たり前なのでしょうが。
やはり、馴染みのない異世界へ迷い込んだような気がいたしましたな。

そこでいただいた絞りたての牛乳の甘さ、
ほうれん草のバター炒め(もちろん出来たてのトラピストバター使用)、
焼きたてのパンの美味しさは、異世界と現世を繋ぐ忘れられない味の想い出です。


では、サン・ピエトロ大聖堂にご案内しましょう。お静かに。どうぞ。

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「天蓋のある主祭壇」ベルニーニ作(弟子のボロミーニョとともに)

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「聖ペテロの司教座」ベルニーニ作

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「ピエタ像」ミケランジェロ23歳の作。

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「聖ペテロ像」アルノルフォ・ディ・カンビオ作

世界中におよそ10億人の信者を抱えるカソリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂。
その内部の美しさ、天井まで続くさまざまな装飾。

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圧倒的な迫力に息を呑むようでした。

しかも、イースターを間近に控えてこの総本山も準備の真っ最中。
世界中から訪れる信者がその足をなぜて祈るといわれる聖ペテロ像は。
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ぎっしりと並べられた椅子で近寄ることすらできないのでした。
ここも。
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ここも。
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イースター(復活祭)の準備が滞りなく進んでいくように。
警備の人々も修道士の方々も、かなりピリピリとしておいでのように見受けられました。c0117239_11251666.jpg













が、まだ観光客は入場OK。
ここから先は入らないでください。
ここでは、撮影はご遠慮下さい。
と警備の方が巡回しながら
注意を促します。


ひと渡り見学させていただいて、外に出て振り返れば。
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荘厳な佇まいのサン・ピエトロ大聖堂。

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やはり並べられた椅子に、一羽の鴉(?)が羽を休めていました。


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by urankkkao-ji | 2009-05-03 11:43 | ここではない何処か  

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