親の心 子知らずって・・・
2007年 08月 20日
心配のあまり、新千歳空港まで送るために、
前日、高速道路も往復した。
空港カウンターに近い駐車場も確認した。(あほですな。)
当日は、スイスイと早朝の道央道を一路千歳へ。
5時出発で、なんと1時間もかからずに空港到着。
晴れ渡る空。ムスメのひとり旅への(主に母の)不安も、いくらか薄らぐような上天気。
出発ロビーへ続くエスカレーター近くに駐車して、ちょっと早かったねなどと話しながら、
スーツケースをトランクからおろす母と娘。
意気揚々(主にムスメ)と、ドアの前に立ってみれば。
えっ。開かないじゃん。
空港ターミナルって24時間じゃないんだぁ。
なんか、出鼻くじかれる母と娘。(母のココロにまたも暗雲が・・・)
どこか、開いてる場所があるのかしら?
おんや、次々入っていく人もいるみたい・・・と付いていったらば。
空港の職員さんが、警備員さんにIDカードを示して入っていくところ~
どこかの気の早いおじさん(かなり同類)などは、自動ドアに蹴り入れてるし・・・
どうする?とムスメに聞けば。
「クルマに戻って待とうか」と、まっとうなお答え。
しかたなく、渡っちゃいけない道路を突っ切って、ゴンザに戻って待つこと20分。
ケリを入れてたおじさんのおかげか、6時20分には Open the Door。
やれやれ。
人気もまばら、もちろんカウンターの中もまだ準備中の気配。
6時30分になると、カウンター後ろのドアからスタッフがずら~り出てきて、慇懃に一礼。
へぇ~。デパートみたいだね。
それでは、とカウンターで手続きを始めるムスメ。
ちゃんと話聞いてね。プーケットまで行くんだからね。
と離れたところから眉間にしわ寄せて待つこと20分。
ずいぶん、時間かかるんだね、とひらひらチケットを持つムスメに聞いてみると。
新千歳からだと、最大でシンガポールまでのチケットしか発券できないらしい。
シンガポールで、乗り継ぎぎりぎりに英語でチケットをとるのは、
いかにも難しそうと判断したのだろう。
とりあえず新千歳→成田のチケットだけ発券して、
後は、成田で成田→シンガポール→プーケットのチケットを発券するのがよろしかろう、
とグラホスさん(今も、こういうのかな?)が3回もやり直してくださったのだった。
旅慣れてないことは、お見通しって感じ。でも、すこし安心。
思いは全く同じだったから。
スーツケースを預け、さぁ、後は出発ロビーへ向かうだけ。
ムスメもちょっぴり緊張してる。(はぁ~。胃に穴あきそうなワタシ)
成田で、チケット取れたら必ずメールしてね、着いたら連絡よこしなさいよ。
ぁ、胃薬無いなら成田で買って。ガムもあった方が良いんじゃないのと、
なんだかんだとうるさいワタシ。
時間となって、成田行きのゲートへ向かうムスメ。
んじゃね、と軽く手を振って。
あっ。逆に歩いてる!そっちは、違うよおとココロで叫ぶワタシ。
1分ほど後、ムスメが気まずそうに戻ってきて、3番ゲートへ向かっていった。
成田から、のメール、全文。
チケットとれた。胃薬、ガム買った。行ってきます!
短かっ!
そして、眠れないほどのこちらの心配をよそに
着いたという連絡があったのは翌日の夜8時。
やっと来た電話に、過呼吸をおこすワタシ。
無事だ!無事に着いてる!良かったよ~。
しか~し。
その後、一度もムスメからの連絡は来ないのでした。
出発前にプーケットでナニするの?と聞いた私に、
う~ンと、日本語を教えるボランティア。現地の人に教えるの。
それからちょっと、英会話のガッコも行くかな。
とこたえるムスメ。ボランティア・・・で、いつ?
あ、全部向こうに着いてから打ちあわせるみたい。
ぜ、全部。・・・着いてから。
ひ~。心配するワタシがアホなのか。
のうのうとしているムスメが度胸あるのか。
いったいどっちだ!(つづく)
前日、高速道路も往復した。
空港カウンターに近い駐車場も確認した。(あほですな。)
当日は、スイスイと早朝の道央道を一路千歳へ。
5時出発で、なんと1時間もかからずに空港到着。
晴れ渡る空。ムスメのひとり旅への(主に母の)不安も、いくらか薄らぐような上天気。
出発ロビーへ続くエスカレーター近くに駐車して、ちょっと早かったねなどと話しながら、
スーツケースをトランクからおろす母と娘。
意気揚々(主にムスメ)と、ドアの前に立ってみれば。
えっ。開かないじゃん。
空港ターミナルって24時間じゃないんだぁ。
なんか、出鼻くじかれる母と娘。(母のココロにまたも暗雲が・・・)
どこか、開いてる場所があるのかしら?
おんや、次々入っていく人もいるみたい・・・と付いていったらば。
空港の職員さんが、警備員さんにIDカードを示して入っていくところ~
どこかの気の早いおじさん(かなり同類)などは、自動ドアに蹴り入れてるし・・・
どうする?とムスメに聞けば。
「クルマに戻って待とうか」と、まっとうなお答え。
しかたなく、渡っちゃいけない道路を突っ切って、ゴンザに戻って待つこと20分。
ケリを入れてたおじさんのおかげか、6時20分には Open the Door。
やれやれ。
人気もまばら、もちろんカウンターの中もまだ準備中の気配。
6時30分になると、カウンター後ろのドアからスタッフがずら~り出てきて、慇懃に一礼。
へぇ~。デパートみたいだね。
それでは、とカウンターで手続きを始めるムスメ。
ちゃんと話聞いてね。プーケットまで行くんだからね。
と離れたところから眉間にしわ寄せて待つこと20分。
ずいぶん、時間かかるんだね、とひらひらチケットを持つムスメに聞いてみると。
新千歳からだと、最大でシンガポールまでのチケットしか発券できないらしい。
シンガポールで、乗り継ぎぎりぎりに英語でチケットをとるのは、
いかにも難しそうと判断したのだろう。
とりあえず新千歳→成田のチケットだけ発券して、
後は、成田で成田→シンガポール→プーケットのチケットを発券するのがよろしかろう、
とグラホスさん(今も、こういうのかな?)が3回もやり直してくださったのだった。
旅慣れてないことは、お見通しって感じ。でも、すこし安心。
思いは全く同じだったから。
スーツケースを預け、さぁ、後は出発ロビーへ向かうだけ。
ムスメもちょっぴり緊張してる。(はぁ~。胃に穴あきそうなワタシ)
成田で、チケット取れたら必ずメールしてね、着いたら連絡よこしなさいよ。
ぁ、胃薬無いなら成田で買って。ガムもあった方が良いんじゃないのと、
なんだかんだとうるさいワタシ。
時間となって、成田行きのゲートへ向かうムスメ。
んじゃね、と軽く手を振って。
あっ。逆に歩いてる!そっちは、違うよおとココロで叫ぶワタシ。
1分ほど後、ムスメが気まずそうに戻ってきて、3番ゲートへ向かっていった。
成田から、のメール、全文。
チケットとれた。胃薬、ガム買った。行ってきます!
短かっ!
そして、眠れないほどのこちらの心配をよそに
着いたという連絡があったのは翌日の夜8時。
やっと来た電話に、過呼吸をおこすワタシ。
無事だ!無事に着いてる!良かったよ~。
しか~し。
その後、一度もムスメからの連絡は来ないのでした。
出発前にプーケットでナニするの?と聞いた私に、
う~ンと、日本語を教えるボランティア。現地の人に教えるの。
それからちょっと、英会話のガッコも行くかな。
とこたえるムスメ。ボランティア・・・で、いつ?
あ、全部向こうに着いてから打ちあわせるみたい。
ぜ、全部。・・・着いてから。
ひ~。心配するワタシがアホなのか。
のうのうとしているムスメが度胸あるのか。
いったいどっちだ!(つづく)
by urankkkao-ji | 2007-08-20 19:52 | 漢子