すみれ♪せぷてんばーデないっと。

すみれ♪せぷてんばーデないっと。_c0117239_171727100.jpg昨日降った雨に、庭の花たちは嬉しそうだ。
めったに水遣りもしないのに、
強くけなげな花たち。
あくまでもこの過酷な状況に
耐え抜いてガンバルのだよ。
と、励ましだけは怠らないワタシ。

すみれは種類の多い花のひとつ。
世界に22属約千種、
日本ではスミレ属だけ50種もあるそうな。
ググッとしてみると、研究者がいっぱい。
この小さな、花に魅せられている人々の
多いことに驚かされる。このすみれは、濃い紫。
勝手に咲いて、勝手に増える優等生。
花が終わると葉が涼やかに生い茂るのも好ましい。
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このすみれは、赤紫。
実物は画像よりけっこう濃いめの赤紫。
知らぬ間に、庭の片隅にとんできて
花を咲かせたいじらしい花。
プリムラの茂みの中に、そっと根を張って、
可憐な花を咲かせている。

菫と漢字で書いてみる。
いっそう儚げな感じがする。
僅か・・という言葉が連想されるから。


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このすみれも、いつの間にか咲き始めたひとり。
斑入りの葉が珍しい。
花もやや違って見える。
庭好きなひとに時々乞われてもらわれていくが、
消えてしまったと残念がられることが多い。

投げやりな庭がお好みのよう。
しかも、石原。
相当なガッツの持ち主とみた。
良くは分からないけれど、
麓すみれの一種かも・・・
なんせ、うちんちの標高は
都心の高層ビルの屋上並み。
気温は6度程度、こちらが低い。
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取りを飾るのは白いすみれ。
群生する花の中では、
白い花はいつの間にか消えてしまうことが
多いようだ。
手入れの行き届いた庭でなら、
そうでもないのかもしれない。
が、うちんちでは、キビシイらしい。
それでも、今年もなんとか会えた。
良かった。

万葉の昔から歌われていたすみれ。
春の野に菫摘みにと来し我そ・・・
とうたったのは、山部赤人。
当時のすみれはもちろん、高貴な紫だったに違いない。

なんて、ちょっとアンニュイにまとめてみた。恥ずかしかった。

by urankkkao-ji | 2007-05-18 17:57 | ぐーたらガーデニング  

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