手術なカレ

※ 応援コメントありがとうございます。ご心配をおかけしてすみません。
  経過報告等、少し追記いたしました。



大変ご無沙汰しておりました。
ひきこもって居りました間にも、暖かいメールやコメント、
嬉しいお届け物を賜り、本当にありがとうございました。

ご紹介の記事も書けず、お返しもできないまま、
2ピコのワン達とへだらへだらと時を過ごしてきたつけでしょうか。

カレに肝細胞癌が見つかりました。

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結構元気なオレ。


下痢をして、様子が思わしくないカレを夜間動物病院に連れて行ったのが先月下旬。
血液検査で肝臓の炎症または壊死を示す数値が高かったため、
腹部エコー検査もして下さいました。

そこで、肝臓に腫瘍がある事。良性か悪性かは細胞診をしてみないと分からない事。
「ショックでしょうが、明日、検査結果を持って必ず主治医を受診して下さいね」
と、言われ点滴をして夜中に帰ってきました。

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相変わらずカメラ目線はイヤなオレ。

レントゲンとエコーの画像、血液検査結果を持って、翌日主治医を受診しました。

「腫瘍が良性か悪性か検査して、結果次第で積極的治療(摘出手術)を希望されるのなら
大学病院をご紹介します」と、主治医の先生はおっしゃいました。
「心臓の状態、年齢、腫瘍の大きさから考えて、大変キビシイ状態です。」とも。

先達と相談して大学病院を紹介して戴きました。
朝9時前に病院に着いて、問診、レントゲン、血液検査、エコーと進み、
腫瘍の場所と大きさの確認が済んだところで、説明がありました。

「間違いなく肝臓に腫瘍があります。
これまでは良性か悪性かを調べるために穿刺する、
あるいは開腹して細胞を直接取って調べていましたが、
現在は造影剤を入れて確認できる方法があります。
悪性だと腫瘍の部分が黒く染まります。
直接細胞を取る検査よりワンちゃんへの負担はかなり少なくてすみます。
どうされますか?これまでの検査でも料金的に結構かかっていますが・・・・。」

どうするもこうするも、それを調べて戴きに来たのですからして、
速効検査をお願いしました。

検査の結果を説明されたのが昼過ぎ。
造影剤を入れて撮影された腫瘍は真っ黒に写っていました。

「残念ながら、悪性の腫瘍の可能性が高いです。
手術が可能かどうかは、麻酔をかけてCT検査をしてみないと何とも言えません。
腫瘍の大きさは最大70mm。肝臓の根本に出来ているようです。」

アタマの中が真っ白になりました。
ある程度覚悟はしていたものの心臓が悲鳴をあげそうでした。

先達からは手術した場合としない場合の「生命予後の確認」をしてくるように言われて
いました。

「それはとても難しい質問ですが、このまま経過観察をしながら過ごした場合、
良くて2年ほど。腫瘍が大きな血管の側にあった場合には、
極端に言えば明日にでも破裂して亡くなる可能性もあります。
CTでもう少し詳しく腫瘍の様子や場所の確認をして、手術可能であれば
摘出してしまう方が、予後は間違いなく良いと思います。

・・・万が一手術できなくても抗ガン剤治療という方法もありますし・・・。」

呆然としてブルブル震えているワタシに、エコー結果説明担当の3人目の先生が
そう付け加えました。

その後、麻酔の同意書にサインしてCT検査をお願いしました。
内科教授から説明を戴いたのは16時少し前。
その後外科の先生からも説明を受けて手術が決まりました。

腹部分がすっかり毛刈りされたカレを抱き取ったのは17時少し前でした。
カレよ。長い検査がんばったね。手術もがんばろうね。


明日、12月7日。カレの肝細胞癌摘出手術が行われます。
手術に携わる全ての先生、どうぞ宜しくお願いします。
どうかどうか手術が無事に成功しますように。
ぬくぬくのカレがうちらの手の中にもどりますように。

何度も何度も書いては消し、書いては消しながら、迷いに迷ってアップしました。
心配かけちゃう記事でごめんなさい。
もしも、お訪ね下さった方がおいででしたらヘタレなワタシに叱咤をひとつ。
頑張るカレに祈りをひとつ。
勝手極まりないお願いと承知しておりますが、どうぞよろしくお願い致します。


心がボキボキと折れてうずくまって居たまさにその時、メールを下さって
グダグダの泣き言の餌食となって下さった、ごえもんのオカンさま、SHIMACOさま。
どうもありがとうございました。
また、さっそくコメントを下さったhiroeさま。
ありがとうね。ミツルリちゃん達に会えて良かったね。


うううーーーっ。←気合い入れてるつもり。
てかこれからが本番だもの。
祈りよーーー、届けたまえ、叶えたまえ!
お頼み申しますです!


追記:たくさんのお見舞いメールや応援コメント、本当にありがとうございます。
    それぞれの皆さまにお返事できなくてごめんなさい。

    カレは夜遅くから既に入院しました。
    さまざまな都合から、それしか方法がありませんでした。
    カレの不安を思うと眠れませんでした。
    
    先達と一緒に執刀医の先生から説明を受けました。
    胆嚢や大静脈との癒着が予想され、難手術になる可能性が高いので、
    手術順は最後になりました。
    万全のスタッフで臨んでいただけるそうです。

    手術は夕方5時から6時の開始になるとのこと。
    それを聞いて一度連れ帰ろうかと思いましたが、
    ヘンな時間にはずせない仕事が入っていて諦めました(泣)。

    ドクターの腕とカレの生命力に全てを託して、待つ他ありません。
    どうか、手術が無事に終わりますように。

    



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by urankkkao-ji | 2010-12-06 11:53 | ウチのカレ  

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